Q.> 三社託宣の本文(【天照皇大神】謀計は眼前の利潤たりと雖も必ず神明の罰に当る、
> 正直は一旦の依怙に非ずと雖も終には日月の憐れみを蒙る【八幡大菩薩】鉄丸を食すと雖も心汚れたる人の物を受けず、
> 銅焔に座すと雖も心穢れたる人の処に到らず【春日大明神】千日の注連を曳くと雖も、邪見の家には到らず。
> 重服深厚たりと雖も、慈悲の室に赴くべし。)が記された掛軸を探していて行き当たりました。
> 神号と図像の間の漢文らしき文章が、写真では確認できませんが、託宣の本文なのでしょうか?
>
> 又、他に託宣の本文が記された商品(全文が記されてさえいれば字句の多少の異同は可)を御取り扱いでしたら御紹介下さい。
A.ボタン三姿下風帯の掛軸に書かれている文字は
日本書紀の中での一部で祝詞として書かれたものです。
一、豊葦原の千五百秋の瑞穂国は、吾が子孫の
王たるべき地なり。宜しく爾皇孫就きて治せ。
さきくませ。宝祚の隆えむこと、まさに天壌と
窮りはかるべし。
二、吾が児、此の宝鏡をみさむこと、まさに吾を
視るがごとくすべし。ともに床を同くじ殿を
共にして斎鏡とすべし。
三、高皇産霊尊は樹を當し、日本の国が栄を幾よ
の年までおまつり奉斎するようにと
願うべし。
【掛軸 ボタン三姿下風帯】
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