2024年3月6日(水) 『御社袖部へ施す仕上げ』
お社の両脇に取り付ける袖の製作のご紹介です。
別注品では袖柱の頭部分の装飾は、大きな物も小さな物も全てにおいて手作業で刃物を入れ仕上げを施しています。
伊勢宮忠には彫刻師がいるため、彫師ならではの特殊な彫刻刀や刃物を使い、曲面の加工も綺麗に仕上げていきます。
規格品のように複数製作することのない別注品での加工は部品に代わりがないため失敗は許されません。
また、小さな部品になるほど力加減に気をつけた繊細な作業が必要になります。
少しでも力加減を誤るとすぐに木部が欠けてしまうとても緊張する作業です。
伊勢宮忠では一社一社拘りをもった仕事を手作業でおこなっていますので、製品をぜひ実店舗でご覧ください。