2023年4月27日(木) 『SDGsに取り組む』
伊勢宮忠では、国有林から伐り出される天然の桧「木曽桧」を使用しています。
貴重な材料を、綿密に計算して余すところなく使用していますが、長い木材を切った際などにはどうしても端材が出てしまいます。
使い切れなかった端材は桧のブロックにして「桧風呂ック」という商品名で、お風呂に入れたり、子どもたちのおもちゃとして使用して頂いたりと、木曽桧の良さをお客様に実感していただけるよう提供しています。
また、木を加工する際に発生するおが屑や木屑を、固形燃料としても使用できる「木質ペレット」に成形しています。
私たちがペレットを製造する目的は、当初は工場内のおが屑等による粉塵の発生を抑え、働きやすい環境に改善するための大型集塵機導入、そして集めたおが屑の最終処理方法としてのペレット製造でした。
その後、固形燃料として使用していただける地元企業とのご縁に恵まれ、パートナーシップでSDGsに取り組むよい事例となりました。
天の恵みである材木。
天然の素材を使用した「ものつくり」に携わる我々伊勢宮忠では、限りある資源を大切に、これからも神棚・神具の製造につとめてまいります。