2023年4月12日(水) 『木曽桧製茅葺一社宮 別注木曽桧製宮台製作』
(写真1)
(写真2)
(写真3)
(写真4)
(写真5)
宮台の高さは腰ほどまであり、写真からも大きさがお分かりいただけるのではないでしょうか。(写真1)
宮台の束柱に貫を通します。貫は単体では短い部品ですが、木目を合わせる為一本の長い材木から切り分けて使っています。この材木の取り方をすると完成した際に一体感が出て美しい仕上がりになるので、宮忠拘りの仕事の一つです。(写真2)(写真3)
また、 角の束柱は太い角材を使用し、どの面にも目の細かい柾目(四方柾)が出ている材を使っています。四方柾は、一本の丸太から取れる量が少ない希少な部材で、ここも宮忠拘りの仕事です。(写真4)
宮台に合わせて、神明社殿の製作も並行して進めています。屋根は伊勢神宮正殿と同じ茅葺で製作していきます。
伊勢宮忠はお祀りする場所に合わせた別注製作を得意とする、神具専門メーカーです。
伊勢宮忠の工場では毎日数々の祈り・願いに関する製品をお造りしています。