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工場長の製作日記 25ページ目

2008年10月29日(水) 天理教京城大教会様 よろづよ額納入

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今回は10月10日に京都の天理教京城大教会様へ「よろづよ額」を取り付けに行かせていただきました。京城大教会創立100周年を迎えるにあたり「よろづよ額」を新しくさせていただきたいと、神戸の御代開分教会の湯ノ口会長様から連絡をいただき、遠路伊勢までお越しくださり、お仕事をさせていただくことに決まりました。

額のサイズは幅2,515mm高さ1,025mmと大きな木曽桧製の額です。昔ながらの組み手で「袋とめ組」に組んだ上物です。(写真1)今回よろづよ八首の文字書きと表装はお教会でご用意くださいました。書かれたのは湯ノ口会長様のご母堂様であると聞かせていただきました。

当日は朝6時に伊勢を出発し新しく開通しました新名神高速道路にて亀山から大津に出て従来の名神高速道路に合流し京都へ入りました。今までですと名阪国道の柘植から国道1号線・名神と乗り継いで京都に入っていましたが新名神のお蔭で30分からラッシュ時ですと1時間以上も早く京都へ着くことが出来るようになりました。大教会の朝つとめ後に着くようにとのことで8時30分にお伺いする約束をいただいていて10分前に着くことが出来ました。

京城大教会の建物は木造で普請当時の信者さん方の勇み心が伝わってくるような立派な重みのある、歴史を感じる神殿建築でした。(写真2)

大教会長様にご挨拶をさせていただいてから、額と道具を大教会の皆様のお手伝いをいただき運び込むときにはすでに神殿上段の御簾は下げられ足場も組み終えていただいていました。

先代の大教会長様を真に親神様にお願いつとめをさせていただいてから額の取り付け作業にかからせていただきました。ビデの高さも程良く(写真4)順調に進みターンバックルでしっかりと取り付けが出来ました。(写真5)(写真6)

今回、表装部分はお教会でご用意いただき、額受けは既存の額受けを使わせていただくため、寸法合わせに気を使いましたが、湯ノ口会長様が懇切丁寧に採寸いただいたものを図面にしてパソコンのメールに添付する形で随時お送りくださいましたので、当日現場で何の心配も無く取り付けることが出来ました。本当にお世話になりました、ありがとうございます。

作業後、新しくなった「よろづよ額」の前で、100周年記念祭に会長就任奉告祭を行われる大教会長様(前列右から2人目)とお世話になりました湯ノ口会長様(前列右から3人目)・奥様・ご母堂様と一緒に記念写真を撮っていただきました。(写真7)

今回も素晴らしいお仕事をさせていただきまして誠にありがとうございます。

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