2008年7月30日(水) 子供みこしを運んで・・・
このお話を頂いたのは一昨年の平成18年でした。当初19年の春には収めさせていただく予定でしたが、宝くじ財団地域振興助成事業の助成枠に入れず、予算の都合から今月になっていました。
しかし、この神輿を完成させるのにも結構時間が掛かります。在庫としていつも持つようにはしているのですが、ご注文が重なった後などにはどうしても長く待っていただくことが出てまいります。この「子供みこし1尺6寸型」は本格的な形・錺金具・塗りで出来ていますので一から作りに掛かると一年も掛かってしまうことがあります。大きさ的にも大人が担ぐのには小さいですが子供さんたちが担ぐのには写真で見ていただけるように、二人の子供さんと比較していただけるようにずいぶんと立派なお神輿です。(写真2)
最近、地域のふれあいや町おこしのために子供神輿をお求めいただく自治会様が多くなってきました。宮忠でもこの3年の間にこの子供神輿やもう少し大きな型まで含めて10台ほど収めさせていただきましたでしょうか。収めさせていただきましたお客様にお話を聞かせていただきますと、「樽神輿や手作りの神輿をお祭りで担いでいたときより皆が盛り上がりました」と嬉しいお話をいただいております。
この神輿をご注文下さいます自治会様は宝くじ財団様からの助成をいただいて地域の町おこしを進めていかれるところが多いようです。神輿のほかには太鼓なども同じことが言えます。この援助をいただいて出来た物には必ずこの財団の名前が書かれたプレートが貼られていますので、皆様も気になったときには探してみて下さい。きっとお近くにもあることと思います。
現在は今回収めさせていただきました2台と同じロットで製作しました「子供みこし1尺6寸型」が在庫として製品倉庫に保管してありますので、地域おこしや神輿をお考えのことがございましたら是非早い目にお声掛け下さいませ。(写真3)