内宮前「伊勢おきよめの店」新規オープン

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「しめ縄を未来へつなぐプロジェクト」に取り組んでいます

神棚・大型神殿

お供え道具

オーダーメイド

御霊舎・先祖まつり

盛り塩

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火打石

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屋外社殿

神祭具(調度品)

しめ縄

古物商許可番号
三重県公安委員会許可
第551320183500号


工場長の製作日記 97ページ目

2025年2月5日(水) 『茅の刈り取り』


新年を迎え、茅葺き神殿を製作するための材料を集めるシーズンになりました。

茅葺き神殿が一年を通して生産出来る量の茅を1月と2月の葉が枯れた、この寒い季節に従業員数名で各地を廻り、刈りにいきます。

写真1


茅は枯れた物しか神棚造りには使用する事が出来ません。しっかりと枯れる条件としては、霜がおりるほど寒くならないと枯れてこないのです。青い内に刈ってしまうと茅の水分でカビが発生したり、見た目もよくありません。

お社の屋根に使うのは主に茅の葉の部分になります。枯れたタイミングで速やかに刈りに行かないと、葉の部分が落葉してしまい、量を確保できなくなってしまいます。また、雨の日は茅が濡れてしまうため、晴れて乾燥するまで刈り取る事が出来ません。

写真2


常に天気予報のチェックを欠かすことが出来ず、お天気、自然相手なのでまさに神頼みで刈り取り作業をおこなっています。

写真3


茅の栽培を進めるため、これまで刈り取りしていた休耕地の他に別途お借りするなど、三重県の協力もいただきながらこの伝統工芸品を繋いでいかなくてはなりません。

写真4



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