・設置例 | ||||
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・祖先のまつり | ||||
私たちは祖先から今日まで、永遠の生命でつながっています。 死後、祖霊の中に加わり家の守護神となって、子孫を守護ります。 亡き人の御霊を御霊舎に安らかに鎮めまつって厚くお祭りして 一家の繁栄を祈ることが大切です。 |
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・お祭りのしかた | ||||
日毎朝夕のお祭りはもとより年の初・年の暮、春秋のお彼岸、お盆、そして祥月命日は とりわけねんごろにおまつり致します。 お彼岸やお盆は仏教行事と思いがちですが、日本の古い先祖祭りの日です。 日本固有の習俗です。 |
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・お供えもの | ||||
神棚と同じように、米(洗米・ご飯)・酒・塩・水を土器に盛り三方や折敷(縁のとじ目を手前に向ける)に乗せお供えします。他に季節のもの、故人の好物などは是非お供えしましょう。 土器のならべ方例はこちら |
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・祀り場所 | ||||
家族が常に生活する居間など親しみやすい所がよいでしょう。 |
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・年祭について(翌年から一年・五年・・と数えます) | ||||
一年祭、五年祭、十年祭、二十年祭、三十年祭、四十年祭、五十年祭(一区切) |
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・祖霊拝詞 | ||||
代代(よよ)の先祖等(みおやたち)(何某の御霊(みたま))の御前(みまえ)を拝(おろが)み奉(まつ)りて 愼(つつし)み敬(うやま)ひも白(まを)さく 廣(ひろ)き厚(あつ)き御恵(みめぐみ)を 辱(かたじけな)み奉(まつ)り 高(たか)き尊(たふと)き家訓(みをしへ)のまにまに 身(み)を愼(つつし)み業(わざ)に勵(はげ)み 親族(うから)家族(やから)諸諸心(もろもろこころ)を合(あは)せ 睦(むつ)び和(なご)みて 敬(うやま)ひ仕(つか)へ奉(まつ)る状(さま)を 愛(め)ぐしと見(み)そなはしまして 子孫(うみのこ)の八十(やそ)續(つづき)に至(いた)るまで 家門(いへかど)高(たか)く立(た)ち榮(さか)えしめ給(たま)へと 愼(つつし)み敬(うやま)ひも白(まを)す |
監修者
氏名 | 川西洋介 |
会社名 | 株式会社宮忠 |
役職 | 株式会社宮忠 常務取締役 高城神社 権禰宜 令和3・4年三重県神道青年会理事 |
資格 | 神社本庁神職資格 直階 |