今日はお木曳車の紹介です。
お木曳車
伊勢神宮では、社殿や調度品を20年に一度新しく造り替え、
新しく設けた神座に神様のお遷りを願う「神宮式年遷宮」行事が、
約1300年前から行われています。次回「第62回式年遷宮」は
平成25年です。平成17年から第62回式年遷宮の諸祭・行事が
進行中で、平成18年、19年にお木曳行事がありました。
社殿等の造営にかかるご用材をお木曳車にのせて、旧神領民たちが
内宮、外宮に奉曳します。お木曳に使われる車は一般に
「奉曵車(ほうえいしゃ)」または「お木曳車」と呼ばれています。
奉曵車の製作については、各奉曵団の競争意識もあって、部分的な相違は
あるが基本的な構造には変わりなく、簡素で頑丈なことが要求され、
その上に装飾的な要素も取り入れる苦心がなされています。
奉曵車(お木曳車)の最大の特徴は“わん鳴り”です。
椀木と心棒がこすれ合う時に出る音ですが、ホラ貝のような音がして、勇壮です。
お木曳車
宮忠では記念品として三種類のお木曳車を製作しました。
お木曳車小には組み立てキットもご用意させていただいており
お土産にもたいへん喜んでいただいております。
一度ごらんになってみてください。
お木曳車