今日から三連休でございます。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
さて、本日は伊勢一刀彫について書かせて頂きます。
『伊勢一刀彫』は、直方体の素材から
48面体までの範囲に彫り進め目的の品に形作る手法を使ったもので
自然な掘り跡が素朴さの中に力強さを感じさせる一品です。
伊勢の地に伝えられている一刀彫りは、
20年ごとに行われる伊勢神宮の式年遷宮の御造営に携わる
宮大工の余技として始められたものだと言われおります。
最初は印籠や巾着などの帯止めに使う根付が人気を呼び、
福の神である戎や大黒、神鶏などがよく彫られるようになりました。
今では伊勢神宮で新年に授与される干支飾りが有名です。
どちらもキラリと技の光る最高の品になっております。
伊勢一刀彫、是非一度ご覧くださいませ。