第1回　プロローグ 写真・文章　川西　洋介
皆さまこんにちは。早速ですが神宮は125の宮社をふくめた場合も神宮といいます。神宮125社とは、神宮が管理する宮社の数で、125社の頂点は内宮・外宮の両正宮で、別宮14社、摂社43社、末社24社、所管社42社あります。私ども「宮忠」の地元、伊勢市だけでなく、「宮忠工場」のある玉城町、他に度会郡大紀町・度会町、志摩市磯部町、松阪市、鳥羽市、多気郡多気町の4市2郡に分布しています。 　私自身、神宮は「125社」からなると聞いた事がある程度で、両正宮以外お参りしたことがほとんどありませんでした。皆さまの中にも125社と聞いて「何だろう」とお思いの方も沢山いらっしゃるのではないでしょうか。そういったことで、今回から神宮125社巡りをしていきたいと思います。何せまったくといってよいほど無知な私なものですから、『神宮125社を見てみたい！！参拝したい！』という初期衝動を持って、写真を中心に少しでも各宮社についてご紹介できたらと思ってがんばって廻っていきます。 　「伊勢に行く前には宮忠メルマガ・HPを見て、下調べを！」などと、大きなことは言えませんが、これを見ていただいて、ほんの少しでも「次に、伊勢に行くときにはあのお宮さんも参ってこようかな。」と思っていただければありがたいです。内宮・外宮を含む125社を拝見しましょう！！参拝しましょう！！ 　この企画を進めていく中で「この神社にはこういった面白い話もあるよ」とか「こんな言い伝えがあるのよ」などあります方がいらっしゃいましたら是非お教えてください。また「これはきっとまちがってるぞ！」というものがありましたら、そっと教えてください。お願いします。 　前置きはこれくらいにしまして、 　さて、まずは『正宮』（しょうぐう）。正宮とは皆さまも勿論ご存知、天照大御神（あまてらすおおみかみ）をおまつりする「皇大神宮」（内宮）と、豊受大御神（とようけのおおみかみ）をおまつりする「豊受大神宮」（外宮）のことです。 　そして正宮に続き尊いとされるのは『別宮』（べつくう）です。別宮とは、正宮との間柄を示すご称号で、皇大神宮、豊受大神宮を、「正宮」とするのに対し、あたかも本家に対する分家の意味で、別宮と称し、正宮の｢わけみや｣の意味で、正宮と関わりの深い神をまつる格の高いお宮です。皇大神宮に10社、豊受大神宮に4社の別宮があります。 　摂社とは、延長5年(927年)にまとめられた『延喜式』の巻九・十の延喜式神名帳（えんぎしきじんみょうちょう）という、当時「官社」とされていた全国の神社一覧に所載されている神社であり、皇大神宮に27社、豊受大神宮に16社の摂社があります。 　末社とは、延喜式神名帳には載せられていませんが、「伊勢大神宮儀式帳」と呼ばれる、神宮に関する儀式・行事を撰録した書物である「皇大神宮儀式帳」(内宮)と「止由気宮(とゆけぐう)儀式帳」(外宮)に記載されている神社で、皇大神宮に16社、豊受大神宮に8社の末社があります。 　最後に所管社とは、正宮及び別宮の所管の神社で、皇大神宮に30社、豊受大神宮に4社、別宮の滝原宮に3社・伊雑宮に5社の所管社があります。すごく沢山のお宮がありますね。すべて廻れるか少し心配になってきました。さぁ、まずは何処から参拝に行きましょうか。 　では125社すべて廻りきれる事を祈って、行ってきますっ！！	小さな写真の上にマウスを乗せると、大きな写真が表示されます。見たい写真の上にマウスを乗せてください。

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本社工場　三重県度会郡玉城町久保385
外宮せんぐう館前宮忠本店　三重県伊勢市岡本1丁目2-38
TEL 0596-28-0412（代表）　FAX 0596-28-9690
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info@ise-miyachu.co.jp
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