毎年大好評の大型・家庭用しめ縄はこちらから。種類も豊富にご用意しております。 |
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藁(わら) 伊勢錦という品種の稲を注連縄用として特別に栽培し、穂に実が入る前に青刈りをし、乾燥して使用しています。 切り下げ 伊勢神宮のお札にも使われている伊勢手漉き和紙を用いて一枚ずつ手作りでていねいに作られています。 門符(もんぷ) 伊勢神宮の神殿に使われているのと同じ木曽桧製。宮忠オリジナルの文字も皆様から御好評をいただいています。 麻苧(あさお) 門符の取り付けには麻苧を使用しています。麻苧とは、麻や苧(からむし)の繊維で作った緒のことで、古くから神事に用いられ清め祓いと生命力の象徴として神聖なものとされています。 橙(だいだい) 橙には、「家内安全子孫繁栄」の意味があります。一つの木に新旧の実がなることから「代々(だいだい)」の名がついたとされています。橙は12月に入って色づきはじめてからつり下げますので他の季節にはありません。 |
昔、伊勢の地を旅した須佐之男命は、日が暮れ泊まるところに困っていると、貧しくとも心豊かな蘇民将来が、須佐之男命を自分の家に泊め、手厚くもてなしました。須佐之男命は蘇民将来の善行に大変感激し、「後の世に疫病あらば、汝、蘇民将来の子孫と云いて、茅の輪を以ちて腰に付けたる人は免れなむ。」と言い残し、去っていきました。 以来、蘇民家は茅の輪のおかげで、疫病が流行ってもその災いから免れ代々栄えました。そして、いつの頃からか伊勢地方では、注連縄に魔除けとして「蘇民将来子孫家門」の札を下げるようになったと言われています。 門符の裏に書かれている「急々如律令」とは、悪魔を退散させる呪文の一つ。(急々に律令のように厳しくせよの意)。 また、左右には格子形「ドーマン」と星形「セーマン」と言われる魔よけの印が入っています。伊勢志摩の海女が魔よけの印として使ってきました。「セーマン」は陰陽道の阿倍清明、「ドーマン」は芦屋道満の影響を受けていると言われています。 |
「笑門」「千客万来」はおなじみの玄関かざりです。全国各地一般のご家庭で一番多いのがこの「笑門」ではないでしょうか。読んで字の如く、「笑う門には福」が来ります。 一般のご家庭・商いをされている方どちらにもお勧めできますのが「千客万来」です。 ちなみに、こちら伊勢では玄関注連縄を一年中かざっておくのが一般的です。 |
注連縄の起源は古く、古事記に『天照大神(あまてらすおおみかみ)が須佐之男命(すさのおのみこと)の乱暴を畏れ天石屋戸(あまのいわやど)に隠れた時、この天石屋戸のまえで天宇受売命(あめのうづめのみこと)らの神々が賑やかな宴を催した。これを怪しんだ天照大神が覗いたところ、傍に隠れていた天手力男神(あめのたぢからおのかみ)がその手をとり天石屋戸から引き出だした。そして布刀玉命(ふとたまのみこと)が尻久米縄(しりくめなわ)をその後ろへ張り渡し「ここより内に戻れませぬぞ」と告げた。』と書かれています。この『尻久米縄(しりくめなわ)』に由来すると云われています。
神社の拝殿や神木などに張られている注連縄は、神聖・清浄な場所であることを示すためですが、家の玄関に注連飾をするのは、家に悪霊を入れず、家内安全を願ってのことです。 |
伊勢周辺の家々では「蘇民将来子孫家門」とか、「笑門」と書かれた門符を付けた注連縄を見かけます。正月の注連縄飾りといえば、松の内が過ぎれば取り外すのが一般的ですが、伊勢や、志摩地方では一年中かけたままにしておくのです。だから一年間風雨に耐えるよう、丁寧に手づくりされています。 | |
《取り替え時期》 注連縄は年末(12月30日迄)に外して、取り替え、各地の氏神様でお焚き上げしてください。はじめて取り付けるときは時期を問いません。 |